エンビプロHD 東京製鉄・アマダと動静脈連携スタート

2026/06/26

(静岡)エンビプロ・ホールディングスは23日、東京製鉄およびアマダと連携し、使用済み板金加工機械を対象とした鉄資源のサーキュラーエコノミーの取り組みを6月より本格的に開始したと発表した。動脈産業である東京製鉄・アマダと、静脈産業である同社の3社が連携し、使用済み機械を再び製品の原材料へと循環させる取り組みとなる。


 このスキームは、アマダが回収した使用済み板金加工機械を同社が解体・加工・選別を行い高品質な鉄スクラップへと再資源化。これを東京製鉄が電炉により鋼材へと再生し、再びアマダの製品製造に活用する。従来こうした機械はリサイクル資源として処理されていたが、より価値の高い資源循環が可能となる。初年度の取扱量は、年間約1,000㌧(鉄資源)を見込み、同社とアマダの主要拠点が近接する首都圏および東海地域を中心に、回収済みの板金加工機械から開始する。

 同社は静脈産業として培ってきた資源循環のノウハウを活かし、回収から再資源化に至る流通を管理し、トレーサビリティおよびCO2排出量を可視化する。これらの仕組みを活かして動静脈連携を全国へと広げ、重要資源の海外流出の抑制、国内における資源循環の担保、動脈企業の再調達・再製造の推進を支援しながら、サーキュラーエコノミーをリードしていく方針だ。