平林金属、御津第二工場内に防災備蓄倉庫を竣工

2025/05/30

(岡山)総合リサイクルディーラーの平林金属(本社=岡山県岡山市、平林実社長)は5月27日、家電リサイクルを手掛ける御津第二工場内(岡山市北区)に防災備蓄倉庫を竣工し、社員及び地域住民への災害時の支援体制を強化した。


 同倉庫は、自然災害や食糧難などの非常事態に備え、社員やその家族、また被災した地域住民への物資支援を目的に建設。鉄骨平屋建てで、建築面積は429.94平方メートル、延床面積は387.94平方メートル。倉庫内には床面積約110平方メートルの空調設備付きの定温倉庫を完備している。備蓄容量は約370立方メートルとなり、米、飲料水、長期保存が可能なレトルト食品などの食料品のほか、毛布や防寒用品などの防災品を順次備蓄する予定だ。


 今後は、同社が策定する「安全・環境管理体制図」をもとに「防災マニュアル」を整備し、運用に向けて準備を進め、防災体制の強化に引き続き取り組んでいく方針だ。

竣工した平林金属御津第二防災備蓄倉庫