大阪故鉄 諸福工場の外構がLIXILエクステリアコンテストに入選

2024/11/28

 大阪故鉄(本社=大阪市住之江区、矢追大祐社長)の諸福営業所・工場(大阪府大東市)の外構がLIXILエクステリアコンテスト2024『パブリック・まちなみ部門』に入選した。
 LIXILエクステリアコンテスト2024は建材・設備機器メーカーのLIXILが主催し、24年5月20日から7月18日の間に「ファサード部門」、「ガーデン部門」、「パブリック・まちなみ部門」、「エクステリアリフォーム部門」、「エクステリアと家族の幸せ部門」の計5部門で募集を行い、優秀な作品を表彰する制度。
 大阪故鉄では業界のイメージアップに積極的に力を入れており、その新たな試みとして、今春に交通量や人通りの多い諸福工場・営業所の工場外壁を一新し、コンペで募ったアーティストによる斬新なデザインアートを取り入れている。リニューアル工事では工場外壁以外にも、細部にわたるまで地域の人々に親しまれるとともに、サスティナブルをテーマに設計されている。道路から見えていた電気設備の目隠しとして平板のフェンスを設置したほか、道路沿いの板塀はメタル調ラッピングのアルミ角柱と蛇篭フェンスを設置。夜間は下からのライトで昼間とは違う雰囲気となり、外壁アートを照らす屋外のライトも設置した。また、屋外階段のスペースを活用した休憩所はルーフバルコニーを採用し、2階休憩室からの出入りも可能なため、開放的な屋外を気軽に体験できる。階段下にも休憩スペースを設けており、道路側の板塀と同じ資材を囲いながら設置することで、周りを気にせず過ごせるほか、床面には環境を意識した廃プラスチックと廃木材を活用したエコな資材を採用している。
 今回の入選を受けた矢追社長は、「社員が家族にも自慢できると同時に、地域の人々にも親しみやすいデザインをとにかく意識した。業界イメージの向上をはじめ、社員が満足する職場環境づくりには今後も積極的に取り組んでいきたい」と力強く語った。