近畿工業「神戸発・優れた技術」の認定を更新

2024/11/28

(兵庫)近畿工業(本社=兵庫県神戸市中央区、和田知樹社長)はこのほど、神戸市産業振興財団主催による「神戸発・優れた技術」の認定を更新した。

 「神戸発・優れた技術」は神戸市産業振興財団が1997年度から国内トップレベルにある優れた技術や製品づくりを行う神戸市内の企業を認定し、全国への情報発信のほか、補助金や商談会の情報提供、販路開拓などを様々な方法で支援する。今年度からは広報・PRや補助金加点などの支援策を拡充し、認定企業の発展をより強力にサポートしている。

 近畿工業では1953年の設立以来、これまで80種以上の環境・リサイクル機器を開発している。その中でも、砕石場やアスファルト製造プラント、石炭火力発電所などで石や石炭を大量かつ効率良くふるい分ける【振動ふるい】を2万台以上もの販売実績を持つほか、自治体が運営するクリーンセンターなどで大型可燃ごみの処理や金属スクラップ業界でも前処理機として導入実績が増加傾向にある二軸剪断式破砕機は販売台数2,000台以上の国内トップクラスを誇る。同社ではそうした取り組みや販売実績が評価され、2006年度に初回認定を受けている。

省エネ型振動ふるい機
二軸剪断式破砕機「SHRED KING」