日清特殊金属、事務所を全面リニューアル アート作品も展示

2026/08/19

 日清特殊金属(本社=兵庫県高砂市、佐野雅治社長)はこのほど、事務所を全面リニューアルし、職場環境の向上と人材採用の強化を進めている。また、新たな取り組みとして取引先であった富士興産(本社=大阪府大阪市、赤嶺和俊社長)が運営する現代アートギャラリー「FUJIKOSAN GALLERY」の内覧会や個展で購入した現代アート作品を事務所入口正面に展示し、来訪者の目を引く空間づくりに活用している。

 同社は、神戸製鋼所の協力会社である日清鋼業の関連企業。ニッケル系や超硬スクラップを中心としたリサイクル事業を展開し、月間取扱数量は約600㌧に上る。また、熱交換器などのステンレス鋼管やハイニッケル再生塊の販売も手掛けるなど、幅広い事業を展開している。

 日清鋼業の副社長を兼務する佐野社長は2023年に同社の社長に就任。就任当時、事務所の老朽化に加え、ヤード内の整理・整頓が十分に行き届いていないことを課題と認識。職場環境の改善を図るため、事務所の全面リニューアルを決断した。

 リニューアルでは、内装は白を基調とした明るい空間に仕上げ、椅子などの備品を一新し、さらにトイレも清潔感のある設備へ改装した。

 このほかでは、事務所入口正面に展示するアート作品を引き立たせるため、壁面を黒色のシートに張り替えた。さらに、赤嶺社長の助言を受けて専用照明を設置し、ライトアップを実施。作品の横にはタイトルプレートも設けるなど、美術館を思わせる空間を演出している。

 リニューアルについて佐野社長は「社員にとって働きやすい環境づくりを心掛けた。事務所の刷新により、採用強化にもつながれば」と話す。また、今後もアート作品の購入を視野に入れており、「環境整備を進め、社員一丸となって事業発展に取り組みたい」と力を込める。

(※上写真=昨年には安全祈願を目的に企業神社を設置)
(※下写真=購入したアート作品)