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古谷商店、パイロリナジーを愛知県内に初導入
2026/08/06
■プラスチック熱分解油化・炭化再生資源回収装置
金属スクラップディーラーの古谷商店(本社=大阪府東大阪市、古谷康夫社長)は6月16日、プラスチック熱分解油化・炭化再生資源回収装置「パイロリナジー」を愛知県内企業へ初納入した。これを足掛かりに同装置の販売拡大を進め、プラスチックや金属スクラップのリサイクルの促進に貢献していく方針だ。
同装置は、プラスチックや樹脂類を無酸素状態で加熱・熱分解し、発生したガスを冷却することによってできた再生油を回収するというもの。再生油はプラスチックの原料として再利用できる。また、プラスチックと金属の複合材を分離して回収することも可能。金属を含有したプラスチックにも対応していることから、これまでリサイクルできなかった廃棄品を効率的に資源化できる装置として大きな注目を集めている。
今回の納入先は愛知県内の製造業者で、樹脂と金属の複合材を加工している。端材は産業廃棄物として処理していたが、処分費の負担や原料価格の高騰を受け、自社でのリサイクルの体制構築を検討する中で古谷商店の同装置を知り、問い合わせしたことが納入のきっかけとなる。両社は実証実験を繰り返し、端材から分離した油と金属の再利用が可能と確認。リサイクルとコスト削減の両立が期待できると判断し、導入を決めた。
導入した同装置の名称はパイロリナジーSi-F。方式はバッチ式・窒素雰囲気下加熱分解。処理量は60㎏/バッチ。処理温度は550~600℃。
初納入を受け、担当の古谷太嗣取締役は「先方さまとサンプル試験を繰り返し、試行錯誤を重ね、納入に至ったことは嬉しく思う。プラスチックと金属の複合材のリサイクルを検討している事業者さまには、サンプルの持ち込みを歓迎しているので、気軽に相談して欲しい」と呼びかけた。

