近畿工業、大学でインターンシップ授業実施

2026/07/21

■破砕・選別技術を解説

(兵庫)破砕機・選別機メーカーの近畿工業(本社=兵庫県神戸市、和田知樹社長)はこのほど、兵庫県立大学姫路工学キャンパスにて、工学部機械・材料工学科の3年生7名を対象にインターンシップ授業を行った。


 今回の授業は、同大学・河南治教授の「地元での就職を希望する学生に向けて、優れた技術を持つ企業について知る機会を提供したい」という思いをきっかけに実現。同社からは、兵庫県立大学の卒業生である技術職社員2名が講師を務め、資源や廃棄物のリサイクルに不可欠な技術を伝えるため教壇に立った。

 授業は6月11日と18日の2週にわたり実施され、同社が強みとする「破砕」と「選別」の技術について動画や写真を交えて解説した。1回目は「破砕の世界を体験しよう」と題し、破砕機の基本的な原理やプラントでの活用事例を講義。さらに、摩耗・損傷したカッターなどの部品を持ち込み、大学で学ぶ材料工学の知識と比較しながら摩耗の原因を検証する体験ワークを展開した。2回目は「選別の世界を体験しよう」と題し、簡易的なアルミ選別機などの実機サンプルを用いて、学生らは材質や粒度の違いによる選別のメカニズムを学んだ。

 さらに、大学で学ぶ力学や材料の知識が、実際の製品開発や設計、現場での業務にどう直結しているか、環境分野で働くやりがいと共に解説。学生らにとって、日ごろの学びと社会とのつながりを実感する有意義な機会となった。今後について同社は「今回のような産学連携を推進し、技術者教育への貢献や次世代の人材育成、採用強化につなげていきたい」とコメントしている。

インターンシップ授業の様子