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吉原金属、認知度向上や企業価値の強化に注力
2026/07/06
金属スクラップディーラーの吉原金属(本社=兵庫県神戸市、吉原広成社長)はこのほど、企業の認知度向上や企業価値の強化に力を入れ、取り扱い量の増加や新規顧客の開拓につなげている。
同社は昨年、創業60周年を迎えた地域密着型の老舗企業で、兵庫県を中心にリサイクル事業を展開している。吉原社長は2年前に3代目社長へ就任し、社員から将来の成長を託される中、企業の存在感を高めるための取り組みを積極的に進めている。
その一環としてSNSを活用した情報発信を強化。事業内容や社内の雰囲気を一般向けに分かりやすく紹介し、リサイクル事業への理解促進に努めている。また、企業価値の向上の取り組みとして、スクラップ業を「サービス業」と位置付け、接客品質の向上やヤード内の美化活動にも注力している。このほかでは、Googleマップ上で金属スクラップの持ち込み先として選ばれやすくするため、写真の掲載や来店した顧客に口コミの投稿を依頼するなど、同社独自のMEO対策にも取り組んでいる。
これまで現場作業を行う建物解体事業者を中心に認知されていた同社だが、これらの取り組みにより、一般の利用者にも地域に根差した金属スクラップのリサイクル企業として広く知られるようになった。さらに、「顧客第一主義」を掲げ、顧客の要望に必ず応える姿勢を徹底したことで、離れていた既存顧客の再獲得や新規顧客の増加にも大きな成果を上げているという。
こうした成果の背景には、吉原社長の向上心あふれる学びを取り入れようとする熱心な姿勢が支えとなっている。広報活動を本格的に始めた当初は知識がほとんどなかったものの、同業他社との交流の場を自ら設け、工場見学や意見交換を重ねることで知見を広げていった。その学びを自社に持ち帰り、実際の業務に反映させていった結果、現在の評価と地位を築き上げた。今後について吉原社長は「社員が誇りを持てる会社づくりを進めていきたい」と語る。

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