ニュース・トピックス
コスモ・メディカル社スクラップ工場向けを強化 油水分離槽に投入、微生物が鉱油も分解
2026/02/02
微生物を用いた油分解剤や装置を通じて、環境改善や排水浄化のサービスを国内展開するコスモ・メディカル(本社=東京都港区、今泉隆社長)が、金属スクラップ工場向けの販売を強化している。同社が扱う製品の微生物は、植物性・動物性に加えて、鉱物系の油分も分解する。既存の浄化システム(油水分離槽)に微生物を含む固形剤「バイオキューブ」を吊るし、装置から酸素を供給することで「活発な微生物が油分や有機物を強力に分解する」(同社)。固形剤、液剤は用途に応じたラインナップを揃えており、ホテルや飲食店、スクラップ工場などに導入実績を持つ。
同社がスクラップ工場で実施した測定では、原水槽に含まれていたノルマルヘキサン(N-hex)、懸濁物質(SS)、有機物(BOD)が放流時において基準値以下に低減したことを確認している(※表)。
コスモ・メディカルの小林陽三氏は「金属リサイクル業界において適正ヤード推進の動きが加速するなど、スクラップ工場の環境対応は今後も広がっていく。また、近年は豪雨によって短時間で水槽から汚水があふれ出る危険性もある。油対策や環境改善に特化した当社製品を是非お役立ていただきたい」としている。

