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タカミ、貝塚港ヤードにロングアームの大型重機導入
2026/01/07
(大阪)鉄・非鉄スクラップをはじめ廃プラや古紙なども取り扱う総合リサイクル企業のタカミ(三重県伊賀市、髙見尚吾社長)はこのほど、貝塚港ヤードにロングアーム仕様の大型重機を導入した。大阪地区の入出荷拠点である同港ヤードの更なる入出荷力強化と作業効率向上を目指す。
導入したのは独・ゼネボーゲン社製の移動式マテリアルハンドリング機、ゼネボーゲン835E。最大作業範囲は約19㍍でアタッチメントは0.8.のグラップルを採用。また上昇だけでなく前方にも移動するキャビンで、船積みやトレーラーの荷降ろしや積み込み作業時に運転席から荷物の積載状況を確認しやすく、非常に視認性が高いのが特徴だ。既に貝塚港ヤードにはマグネット仕様の重機と独・リープヘル社製のロングアーム重機を配備しており、港湾荷役会社と連携し、荷捌き能力が大幅に向上する。
貝塚港ヤードは2020年開設。大阪南部の公共岸壁で水深約6.5㍍・1船3,000㌧級の船舶が着岸可能だ。敷地面積は当初の1,000㎡から23年春に約2,000㎡へ拡張。さらに翌24年には約2,300㎡の土地を借り受け、合計約4,300㎡のストックヤードとなった。昨年8月には開設後初となる国内鉄鋼メーカー向けの船積み(499船・1,300㌧・品種:HS)を実施。今後も大阪地区の需給状況などを踏まえ、国内以外に単独や他港との合い積みでの輸出なども視野に入れながら、出荷機能を強化していく考えだ。髙見社長は「用地拡張や重機の増車などで(貝塚港ヤードの)入出荷態勢を拡充できた。地場メーカーへの販売優先はもちろん、様々な状況に対応するため、陸海両面の出荷とストック機能を兼ね備えた貝塚港ヤードを更に有効活用していきたい」と語った。

積み込み作業に威力を発揮
