富士マテリアル、SDGs活動を強化 認知向上に尽力

2025/11/27

(大阪)レアメタルやレアアースのリサイクル事業を展開している富士マテリアル(本社=大阪府大阪市、西尾一社長)はこのほど、SDGsの活動の幅を広げ、地域貢献活動に注力している。これまでにも、倉庫を構える大阪市大正区の小・中学校へバスケットボールや連絡帳の寄贈を行ってきた。


 同社では、定期的に外部からコンサルタントを招き、全社員が参加するワークショップを開催している。社員からはSDGsの活動に関するさまざまな企画が提案され、採用したものも多いという。こうした中、採用された企画として、9月からオリジナルの清掃用作業着を着用し、全社員で本社と工場周辺を清掃する清掃活動をスタートさせた。また清掃活動とワークショップは同日に実施することから、当日は工場もスクラップの受け入れを停止しており、取り組みに対する同社の強い意志がうかがい知れる。ワークショップについて西尾社長は「社員たちが自主的に発言し、コミュニケーションが活発化していると感じている。発表された企画を実際に採用することで、社員たちのモチベーションの向上にもつながるのではないか」と話す。

 このほかにも緑化活動の一環として、大阪府に街路樹を寄付する「大阪府マイツリー事業(寄附樹木植栽事業)」に応募し、植栽された街路樹には社名入りの樹名プレートが取り付けられる。SDGsの活動について西尾社長は「清掃活動では近隣住民からねぎらいの声もかけられ、非常にうれしかった。今後も地域貢献活動を継続していき、リサイクル業界に対するイメージを改善しながら、地域住民や学生らの認知向上につなげていきたい」とコメントしている。

清掃活動の様子