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（名古屋）東京製鉄常務執行役員田原工場長の國米博之氏が、谷川熱技術振興基金より「令和7年度（第40回）粉生熱技術振興賞」を受賞し、7日にリーガロイヤルホテル大阪で贈呈式が執り行われた。

　同基金は工業炉・燃焼装置などの熱技術と生産技術の研究に対して助成や援助を行う公益財団法人で、研究の貢献者・功労者を表彰することで、その成果の普及・啓発をはかり、国内の産業と経済の健全な発展に寄与することを目的としている。

　同賞は熱利用工業技術の研究開発における貢献者・功績者に対して授与される。國本氏は電気炉製鉄業の熱間圧延設備技術の進歩発展に尽力し、特に金属加熱炉の操炉技術、高生産化、省エネルギーに成果をあげ、熱技術の推進に多大な貢献をしたことで受賞に至った。

　同社は、今後もさらなる企業価値の向上と、持続可能な社会の実現に向けた取組みを継続する方針だ。