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富士車輌、滋賀銀行と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」契約を締結
2025/11/06
TREグループで環境機器・プラント関連事業等を手掛ける富士車輌(本社=滋賀県守山市、鳥居周社長)は、滋賀銀行(本店=滋賀県大津市、久保田真也取締役頭取)との間で「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」の契約を2025年10月31日に締結したことを発表した。
PIF とは、金融機関が投融資の際に、その対象企業が環境・社会・経済に及ぼすインパクトを包括的に分析・評価し、特定されたポジティブ・インパクトの拡大と、ネガティブ・インパクトの低減に向けた取り組みを促すことを目的とした融資商品。SDGs への貢献度合いなど、事業活動におけるポジティブな意図やコミットメントを可視化することで企業価値・競争力を維持・向上させるとともに、環境や社会のサステナリビティ向上につながる。富士車輌は2020年4月にSDGs取組宣言を公表しており、経営ビジョンとリンクした「社会やお客さまと共に成長し、リサイクル分野と高圧容器でSDGsに貢献する」と「社員一人ひとりが切磋琢磨し、自己実現できる職場づくりを目指す」という2つのテーマを掲げて活動している。

滋賀銀行の山元磯和常務執行役員(右)
