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影島興産、本社隣接地に非鉄工場を建設 太陽金属のステンレス事業を移管・統合
2025/11/04
(神奈川)関東エリアを中心に金属リサイクル事業を展開する影島興産(本社=横浜市神奈川区、影島慶明社長)が、非完成イメージ鉄金属スクラップをメインに扱う新工場を本社工場の隣接地に建設している。敷地面積は1995.7㎡、建築面積は887.31㎡。今年6月に着工、来年8月の稼働を予定している。
 完成後は同社子会社・太陽金属(川崎市川崎区)のステンレススクラップ事業を移管・統合する。また、複合素材の解体・選別機能を強化して、金属全般のリサイクルを推進するという。
 工場建屋の2階には、休憩室や横浜の街並みを見渡すバルコニー、ロッカールームなど、スタッフの憩いの場を設置して社員満足度の向上にもつなげる。
10月末現在、躯体の配筋工事が進行中だ。使用する鉄筋の一部は影島興産が鉄スクラップを供給する電炉メーカーの製品を使用しており、新工場は『鉄のリサイクル』を体現したものとなる。

