イボキン 国内最大級の超大型解体機導入

2025/10/28

 総合リサイクル企業のイボキン(本社=兵庫県たつの市、高橋克実社長)は、このほど超大型建物解体専用機を導入した。日本最大級となる超大型重機の追加導入で、大規模・高難度の解体工事に対応できる体制を構築し、更なる作業効率と大規模施工対応力の向上を図る方針だ。


 導入したのは日立建機製ZX1800K-3。国内最大級の解体機で、抜群の解体力・耐久性・安定性を誇る。高所での作業は最大50メートル(ビル18階相当)で、アームの変更により、40メートルや35メートル(セパレート装着時)程度の高層建造物から基礎解体まで様々な用途に対応できる。生産性や安全性をさらに向上させ、大規模解体工事への対応力強化により、これまで以上にスピーディかつ高精度な施工が可能となった。またアタッチメントはSV1200Dを採用。最大クラスの破砕力(3,170kN)で、厚みのある鉄筋コンクリート構造物の解体作業も効率的に行える。


 イボキンは2023年にコベルコ建機製SK1300Dを初号機として導入し、超大型重機を活用した解体工事に多数の実績を誇る。今回の追加導入により、更なる大規模・高難度な現場にも迅速かつ安全に対応可能な体制を強化した。同社は「常に最先端の技術と設備を追求し、お客様に信頼される施工品質の提供に努め、解体機の追加導入を機に、更なる高品質なサービスをお届けしていきたい」とコメントしている。

2号機追加で大規模解体の対応力強化