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　油・液体吸収材や環境管理機器などの輸入・販売事業を展開しているエー・エム・プロダクツ（本社＝東京都世田谷区、八尾雄一社長）は、リチウムイオンバッテリーの火災対策製品「ファイヤーブランケット」の販売に注力している。

　ファイヤーブランケットは、熱暴走時にかぶせて火を遮断・ガスの拡散を抑制する耐熱ブランケットとなる。サイズは、「品番： BAT310A（縦299㎝×横400㎝）」「品番：BAT311A（縦600㎝×横600㎝）」「品番：BAT312A（縦600㎝×横800㎝）」「品番：BAT313A（縦900㎝×横1,200㎝）」の4種類。対象物は乗用車やトラック、小型電動作業車、フォークリフトなどで、リサイクル事業者を筆頭にさまざまな業種で活用することができる。またバッテリーに直接かぶせることもできる商品もあるため、素早い火災防止策を講じるだけでなく、二次災害も未然に防ぐことができ、安全と避難時間の確保にも期待できるという。

　リチウムイオンバッテリーによる火災件数は、過去5年で1,500件以上にものぼり、年々増加傾向にある。リチウムイオンバッテリーの火災は水を用いた消火が難しく、有毒ガスも発生することから、通常の火災とは異なる延焼防止と有毒ガスの拡散防止策が必要となり、これらの防止策を打たなければ甚大な被害を伴う事故にもつながりかねない。

　自動車リサイクル業界では、HVやEVの普及により、リチウムイオンバッテリーによる火災に対して警戒を強めている状況にある。ファイヤーブランケットは火災対策に最善と言え、今後も一層の注目が集まることが予想される。

　製品に関する問い合わせは電話03（5481）9002のマーケティング部（担当：沼田）まで。