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（名古屋）愛知製鋼は9月25日、陸上競技部専用寮の建設に着手し、起工式を執り行った。選手の競技力・チームワークの向上を目的に実施するもので、2026年7月の竣工を予定している。陸上競技部専用に寮を建設するのは同社初の試み。

　今回の寮建設では、社員のモチベーション向上や一体感醸成に寄与する陸上競技部員の活躍を支えるべく、居室や浴場に加え、専用のトレーニング室やマッサージ室、高酸素設備などもそなえる予定だ。建設の概要は鉄骨造2階建、延床面積1,026㎡。

　同社では、2023年ビジョンの経営指針の一つとして「従業員の幸せと会社の発展」を掲げ、積極的に取り組みを進めている。2月26日公表の「2024-26年度中期経営計画アップデート」の通り、人を大切にする経営を重要な経営戦略の一つと位置づけ、経営基盤を強化し、持続的な企業価値向上に繋げていく。

　また今後も、世界の舞台で活躍できる選手の育成に努めるとともに、従業員がイキイキと働きやすい環境づくりに向けた取り組みを強化していく。