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　共英製鋼（本社＝大阪市、坂本尚吾社長）の山口事業所（山口県山陽小野田市、国丸洋所長）は山陽小野田市民病院へ地域医療の充実および環境衛生の向上を目的に廃棄物保管庫を寄贈し、9月26日に同病院で寄付採納式が行われた。

　共英製鋼では1988年から電気炉の操業時に発する数千度の高温を活用し、医療・産業廃棄物などを無害化処理する環境リサイクル事業を行っている。同病院より長年にわたり医療廃棄物の処理を受託するなかで、同病院の廃棄物保管庫が仮設であったため、共英製鋼が医療・産業廃棄物などを処理しながら製造した鋼材「エシカルスチール」を基礎部分に使用した廃棄物保管庫を寄贈する運びとなった。式典では国丸所長が山陽小野田市病院事業管理者の矢賀健氏に寄付目録を贈呈し、同氏から国丸所長へ感謝の言葉が述べられた。共英製鋼グループは引き続き寄付活動などを通して、地域社会の発展に貢献する企業を目指していく。