エコネコル 富士RPF新工場の稼働開始

2025/08/21

(静岡)エンビプログループのエコネコル(本社=静岡県富士宮市、佐野文勝社長)は、富士工場の第二工場棟にRPF工場を新設し、18日から稼働を開始した。

 工場の設備には建屋を除き約6億円を投じ、海外製破砕機2機に加え、タジリ社の成形機2台を採用した。一次破砕機以降のラインは密閉型、二次破砕機以降はエア搬送設備で粉塵対策を整備し、外部への埃の飛散を最小限に抑え、社員の働く環境に配慮した工場となっている。

 また、同工場は再エネ100%電力を使用しており、温室効果ガスの発生が少ない製造プロセスを実現している。

 現在エコネコルの富士宮RPF工場では月間約1,100㌧のRPFを製造している。新設した富士RPF工場の月間生産能力は最大約1,700㌧となり、まずは約1,400㌧の生産を見込む。

新設したRPF工場