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～専門学校生約40名が参加～　

（鹿児島）オートパーツ伊地知（本社＝鹿児島市上福元町、伊地知志郎社長）は7月9日、自動車整備士を目指す自動車工学科の専門学校生約40名を受入れ、工場見学と実習体験を実施した。

　当日はまず座学で自動車リサイクル関連法律やリサイクルフローについて講義を行った。その後、作業現場に移動し、解体作業の見学に加え、学生による部品外し体験も実施した。参加した学生からは「学校では体験できない貴重な機会だった」「普段触れることのない部品に直接触れることで、自分の知識と実作業のギャップを実感できた」などの感想が寄せられた。伊地知社長は「自動車整備士を目指す学生さんに自動車リサイクルの現状を理解してもらうことは極めて重要だと考えている。教科書だけでは学べない現場の知識と技術を体験することで、将来の整備士としての知見が広がることを期待したい。また今回の体験が、自動車リサイクル業界への関心を高める契機となれば幸いだ。当社は今後も学生をはじめ幅広い層の見学を積極的に受け入れ、リサイクルの重要性を啓発するとともに、地域社会への貢献活動を継続していきたい」と述べた。

　オートパーツ伊地知は1979年創業。自動車・トラックの解体と中古部品の販売を手掛けており、NGP（日本自動車リサイクル事業協同組合）とJTP（日本トラックリファインパーツ協会）に加盟している。本社工場の他、熊本営業所（熊本市中央区）、トラックパーツ事業部（鹿児島県南さつま市）に拠点を構える。

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