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伊藤商店、地元京都の市バスで広告展開
2025/06/06
~社員のアイデアから実現~
(京都)金属リサイクルを幅広く展開する伊藤商店(本社=京都市南区吉祥院、伊藤博永社長)は、今月6月から京都市交通局の市バス広告を展開している。広く一般市民への事業内容周知とリサイクル業界のイメージアップならびに同社の認知度向上を図る方針だ。
広告は市バスの側面と後方に掲出し、本社と向日工場(京都府向日市)近くを管轄する京都市バスの梅津営業所、九条営業所の系統路線で運行を開始している。広告デザインはコンテナ船を前面に打ち出し、金属リサイクル事業と同社が力を入れる貿易事業を視覚的にアピールする構成だ。伊藤社長は「この取り組みは当社の事務員さんのアイデアから実現した。バス利用者や歩行者、ドライバーなど幅広い層に当社の存在と事業内容の認知度向上に期待したい。また従業員のモチベーション向上効果も願っている」とコメントした。
伊藤商店は1952年(昭和27年)8月創業の鉄・非鉄スクラップ全般を扱うヤードディーラー。本社工場、向日工場、舞鶴工場(京都府舞鶴市)、淀工場(京都市伏見区)と京都府内に4拠点を構える。特にアルミやステンレススクラップの貿易には注力しており、コンテナでの輸出も手掛けている。
