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　サイクラーズのグループ会社でソフトウェア開発やネットワーク構築を手掛けるインターコム（本社＝東京都府中市、矢部光朗社長）は7日、リサイクル工場向けIoTサービス「Cycle View」の提供開始を発表した。破砕機の投入状況がデータなどで可視化され、オペレーター作業の標準化を実現。廃棄物の現場課題をITで解決する工場DXの進展が期待される。

　「Cycle View」は電流値を自動で取得し、リアルタイムでダッシュボードやパトライトなどに表示する可視化システム。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社のAWSを利用したシステムで、電流値だけではなく温度や湿度などのデータにも対応できる。

　同社はグループ会社東港金属の京浜島工場（東京都大田区）に設置されている破砕機に「Cycle View」を実装し、検証を重ねてきた。同サービスは破砕機だけでなく他設備の電流値、温度や湿度をはじめ、現場ごとのカスタマイズが可能だ。