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木村金属工業(大阪市阿倍野区)、能勢事業所を開設
2025/04/07
~電線リサイクル業をさらに加速~
(大阪)銅スクラップの取り扱いで関西トップクラスの実績を誇る木村金属工業(本社=大阪市阿倍野区、木村尚史社長)は1日、大阪府豊能郡に「能勢事業所」を開設した。関西電力やNTT西日本といった大手電力事業者から発生する電線ケーブルを受け入れ、剥離加工する事業所として新たに開設したもので、銅のリサイクル原料の供給力をより一層強化していく。
能勢事業所の所在地は大阪府豊能郡能勢町地黄55-1(TEL:072-737-1115 FAX:072-737-1228)で、敷地面積は2万5185㎡(うち工場敷地面積1万2593㎡)。協力会社を含む11名で運用し、解体数量は月間300~500㌧を目指す。
同社は1952年(昭和27年)創業の老舗非鉄問屋。電線を粉砕ナゲット加工する有田工場(和歌山県有田市)、裸銅線のプレス加工や故銅集荷、選別を行う大正倉庫(大阪市大正区)を構え、能勢事業所は同社3拠点目の現場となる。今年2月には大正倉庫に新規プレス機を導入済みで、裸銅線のプレス加工も含め電線リサイクル業をさらに加速させていく考えだ。

