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（名古屋）大同特殊鋼は、渋川工場（群馬県渋川市）の独身従業員向け寮「清雅寮」と「吉岡寮」を老朽化のため建て替え、新「清雅寮」に集約し、4日に竣工式を行った。

　竣工式には関係者ら34名が出席し、竹鶴隆昭常務執行役員が感謝を伝えるとともに、「渋川工場はこれから高合金プロセス改革プロジェクトにより大きな転換点を迎える。寮を更新することで、社員が安心して仕事に取り組める環境を提供したい。寮に住むみなさんが、互いに助け合い、働きがいを感じながら、記憶に残る仕事をしてくれることを心から願っている」と挨拶した。

　旧「清雅寮」は1973年8月のA棟竣工以来、約50年にわたって若手社員たちの生活を支えてきた。新寮は2024年12月23日から運営を開始する。同社は今後もさまざまな形で人への投資を行い、従業員のウェルビーイング向上をめざして取り組みを進めていく。