大興金属(浜松)が静岡ブルーレヴズとゴールドパートナー契約締結

2024/12/10

(静岡)大興金属(本社=静岡県浜松市、山本慶輝社長)は、今夏にジャパンラグビーリーグワンに所属する静岡ブルーレヴズとオフィシャルパートナー契約(ゴールドパートナー)を締結した。このほど同チームの2024-25シーズン新ユニフォームが発表され、パンツ側面(左側)には「大興金属」のロゴが刻まれている。

 同社は製鋼原料、非鉄金属を扱い県内中西部に3工場を構える大手ディーラーであるが、知名度向上や地域貢献のため、地元プロスポーツチームの支援に取り組んでいる。2023-24シーズンに静岡ブルーレヴズとオフィシャルパートナー契約を締結し、チーム公式SNSや試合直前のグラウンドにロゴを掲出するなどした。社員やその家族を連れ立ってラグビー観戦する機会を設けたことでチームのファンも増え、パートナーシップの意義への理解も深まったため、新年度はより強固なパートナーシップを築くこととした。

 山本社長は、「社員のエンゲージメントを育むことは簡単ではない。給与や待遇面はもちろんだが、働き方改革を進め、それ以外でも何が出来るかを考え整えてきた」と話す。これまで同社では、社員が友人を誘ってくれて採用に繋がったケースも多いそうだ。一度辞めた社員が、再入社を希望してくるケースもあるという。いずれも社員の満足度が高いからこそ実現することだ。「私が静岡ブルーレヴズの大ファンであることは社内で周知のことだったので、社員の満足度が低かったらスポンサーに大きなコストを割くことは社長の道楽と思われてモチベーションを下げるリスクもあったと思うが、社員の賛同も得られ、ラグビーの話題が良い潤滑油となって社内の活気やモチベーションにプラスに働いている(山本社長)」として、今後も働き手に選ばれる職場づくりを通して人材確保に繋げていく方針。

 また、静岡ブルーレヴズには「一レヴニスタとしてユニフォームパートナーの立場で応援できることを光栄に思う。プレーオフ進出、優勝を目指して熱く応援していきたい」と語った。

大興金属の名が入ったユニフォームでプレーする選手達