ナインプラン、福山市に集荷拠点を開設 扱い数量の増加に注力

2024/11/22

(広島)金属スクラップディーラーのナインプラン(本社=広島県東広島市、若狭利尚社長)は6日、福山市にスクラップの集荷拠点「福山ヤード」を開設した。今後は、油圧シャーを備えている馬木ヤード(東広島市)と連携を図り、扱い数量の増加に注力する方針だ。


 福山ヤードの所在地は広島県福山市引野町1049。交通量が多い国道2号線に面しており、目に留まりやすく、集荷拠点としては最適な立地となる。敷地面積は約250坪。設備はトラックスケール、重機などを備えている。
 同社は馬木ヤードを中枢拠点とし、鉄スクラップの月間扱い数量は約1,500トンの実績を持つ。鉄スクラップは同業他社から仕入れることが多く、ユーザーからは信頼を寄せられている。

 今回の開設について若狭社長は「福山市は県内でも人口が多く、スクラップの発生に期待が持てるため、開設を決めた。福山ヤードでは月間扱い数量300トンを目標に、工務店や建物解体事業者など一般ユーザーの獲得に努め、会社全体の扱い数量を伸ばしていきたい」と話している。

正面口
福山ヤードの外観