プロフレックスが提供する油圧ホース製作用「加締機」

 プロフレックス(本社=埼玉県さいたま市見沼区、大林広明社長)は、1970年の設立以来、ホース・配管の分野で日本の建設やものづくりの現場を支えてきた総合メーカー。そんな同社が販売している油圧ホース製作用「加締機」は、自分の手で重機に使う油圧ホースを作ることができる機械だ。油圧ホースが破損した場合に、自ら作成したものと取り替えることで、修理の時間短縮および費用の削減につながる。
 

プロフレックス油圧ホース製作用「加締機」
 
部品を選定することにより
最小限の負担でスタートが可能
持ち運びが容易な
コンパクト設計
 プロフレックスが提供している油圧ホース製作用「加締機」は、自分の手で簡単に油圧ホースを作成することができる。作成の主な工程は、「ホースを必要な長さに切り、口金具を挿入し、この加締機で締める」と、きわめてシンプル。同機を導入することで、油圧ショベル等の油圧ホースが破損した際、ホース販売店へ修理を依頼せずに自社でホースを直すことが可能となる。この自社修理により重機の停止時間や、ホース購入金額を大幅に削減できる。
 こうした機械の導入にあたっては、ユーザーが「修理に使う部品が多く、その在庫をたくさん揃える必要があるのではないか」という先入観を持つことが想定されるが、プロフレックス社では必要な部品を選定し、最小限の負担でスタートすることを提案している。
ホースや金具も提供
 ホースや金具などの部品の初期在庫費用としては、20万円程度からでも十分に始められる。もちろん、修理に必要な部品はホース・配管の総合メーカーである同社が提供する。
 口金具の種類は多岐にわたるが、現状として数多くの品種を扱っている油圧ホースの修理業者は少ない。その点、同社は品揃えの多さを特徴としているため安心だ。例えば5年に1度しか出ないような部品まで取り扱っており、あらゆる重機に対応できる。
 この機械は、軽量かつコンパクトなため持ち運びが容易で、100ボルトの電源が確保できれば場所を選ぶことなく使用できる。またグリースを必要としないことから、手を汚さず簡単に油圧ホースの修理を行うことが可能だ。なお、油圧に関してはコンマ7(25―1"、350k)まで、幅広く対応している。
 しかし、一度もこうした修理を経験したことがない従業員にとっては作業について心理的な壁があると考えられる。この点、同社は専門のスタッフが各種ホースの製作方法や加締機の取り扱いを丁寧フォローする体制を整えており、安心して導入できる。油圧ホースの製作や修理には、特に資格を必要としないため、誰でもすぐに修理を行える点もメリットだ。
 
ホース・配管で50年のノウハウ
  金属リサイクル業に目を向けると、多くの事業所が油圧式の重機を使用している。それも毎日稼動している場合がほとんどで、スクラップの在庫の一部にホースが引っ掛かり破損するケースが少なくない。また地方では、修理業者が現場に到着するまで時間がかかることも考えられる。しかしこの油圧ホース製作用「加締機」があれば、短時間で作業を再開できるため、利用価値が高い。
 プロフレックスは、ホースおよび配管の分野で50年にわたり蓄積されたノウハウを持つ。油圧ホース事業については全国で200の代理店網を持ち、トラブルに対し迅速に対応している。金属リサイクル事業において重機の稼働が欠かせない今、同社が大きく貢献することは間違いない。
 
 

 
 
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